第16回 JBCF 石川サイクルロードレース

1. レース詳細

レース名:第16回 JBCF 石川サイクルロードレース

日時:2017年 07月 16日(日)14:02 スタート

天候:晴れ、曇り、雨

クラス:Fクラス

出走:28名

距離:40.80km(13.6km×3周)

場所:福島県石川町・浅川町周回コース

主催:JBCF(一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟)石川町

2. 機材

フレーム : DE ROSA SCANDIUM

ホイール : GOKISO 

タイヤ : Continental GP Supersonic

ペダル : LOOK KEO BLADE 2 TI

レースウェア : PEARL IZUMI

シューズ : SHIMANO

ヘルメット : OGK KABUTO AERO-R1

アイウエア : POC DO Half Blade

ケミカル : MORGAN BLUE

ドリンク : MUSASHI REPLENISH

テーピング : New HALE Vテープ・Xテープ

ボディメンテナンス :

: さくら治療院

日本カイロプラクティックセンター大船

 

3. リザルト

順位 氏名 チーム タイム

優勝 唐見 実世子 弱虫ペダルサイクリングチーム 1:11:18 

2位 西 加南子 LUMINARIA 1:15:55

3位 望月 美和子 フィッツ 1:15:56

 

4.レースレポート

 毎年酷暑のレースになる石川ロード。繰り返すアップダウン、コーナー、ゴールの場所、コース全体のバランスがよく、力がわかる難易度の高いコースだ。

 真夏のレースは前後のトレーニングと体調維持管理が難しい。暑さで質の高いトレーニングがしにくく、回復も遅れるからだ。今回も全日本後から続く、なんだかスッキリしない体調不良のままレースを迎えた。

 前日の試走は予想通りの暑さ、走り始めは身体がたまらなく重い。30分ほど我慢して走り、汗で全身が濡れるほどになると少し身体は軽くなる。翌日のレーススタートは午後2時2分、1番暑い時間帯だ。

 当日朝、7時半に軽く部屋でヨーグルトとフルーツ、会場へ向かう最中にサンドイッチ少しとコーヒー。スタートまでかなり時間はあったが、後はスタート前までおにぎり半分とリプレニッシュくらい。

レース会場に着き、2時間前から着替えて準備を始める。蒸し暑いが、前日より少し雲が出て、いくぶんか和らいでいる。アップは暑いのでローラーではなく実走、その後身体を一度クールダウンさせてからスタート場所へ向かう。 

【Photo by Hideaki TAKAGI】

14:02スタート、直ぐにコーナーを曲がって登りがある。いつもなら、ここで1度スピードを上げるが、今年は一定スピードで登る。安全の為もあり、人数が減るまではとりあえず前方にいる。アップダウンを繰り返す区間にきても、昨年よりゆっくりペース。

少し長めの登りで唐見選手がアタック。私も反応はしたが、他の選手が諦めるのを見て何が何でも付いていく!と追うことはできず、行かせてしまう。唐見選手の力がわかっているので、1人で付いて潰れるのを恐れてしまった。

【Photo by Hideaki TAKAGI】

中途半端にアタックに反応した3人でしばらく走るが、下り切る前に後ろの集団が合流、長い登り区間に入った。決まったメンバーでローテーションすると、人数が少し減ってスタート地点を通過。

【Photo by Hideaki TAKAGI】

 2周目、揃わないながらもローテーションしながら細かいアップダウンの区間を通過、先頭を引ける人が決まってきたので長い登りでスピードアップして人数を減らす。福田選手と望月選手と私の3人になり、2回目の登りに入る。特にアタックを掛けるわけではなく3人でローテーションするが、リズムが違うのでトータルのスピードは上がらない。

 3周目に入り、望月選手が福田選手との間を開けて福田選手を少し先行させたので、追いつける範囲で様子を見る。私に追わせるつもりという意思が見えたので、後ろから一気にスピード差をつけて望月選手を振り切り、勢いで福田選手も追い越してペースで走る。福田選手が追いついてきてしばらく2人で走っていたが、その後また3人になる。2人の意思が見えたのであとは先行する方にぴったりついて走る。このようなことをしていたので先頭を走る唐見選手とはどんどん差が開いていく一方・・・。

 最後の登りが始まる一番下から福田選手がアタック、反応はするが脚が止まらないペースで調整、少し離れたが、息を整えてもう一度踏み込み始め一定ペースで走る。坂が一段落したところで福田選手には追いついた。望月選手も見える範囲内で後ろを走っている。福田選手は後ろを振り返りつつペースを上げなかったので望月選手を待っているのだと判断。その後は3人でスプリント勝負になることを想定して走る。

 ラスト1キロ手前で望月選手が追いついてきて3人になる、先頭に出つつも2人の位置を確認、ゴール前コーナーは先頭の望月選手がアウト側、2番手でイン側から私、その後ろに福田選手という順番。 

【Photo by Hideaki TAKAGI】

コーナーを抜けてスプリント開始、ちょうど良いギアで踏み込むことができ集団の頭で2位。ギアは良かったが上ハンドルを持ったままのスプリントだったのが、良くなかった。そして優勝の唐見選手はあんなに早い段階から別レースをしているような形になってしまった。もう少し彼女に絡んだレースをしなくては見ている方も走る方も刺激がないので何とかしなくては・・・と反省だ。